脱走サルの"ムコドノ"捕獲 東山動物園の対策は鉄塔撤去 [ニュース]
ニホンザルの脱走劇とその結末の記事です。
今月15日に名古屋市千種区の東山動物園から逃げ出した雄のニホンザル「ムコドノ」
6日後の21日夕、約8キロ離れた同市南区赤坪町の住宅街で朝から目撃情報があり、
捜索していた職員らにより網で捕獲された。
以下、捕獲劇の記事より抜粋
<< 午後4時ごろ、住宅の屋根やベランダを移動するムコドノを、職員ら約30人が包囲。獣医師の麻酔銃が命中したが、効き目がない様子で、電線をつたって包囲網を突破した。「逃走劇」が続いた後の午後5時ごろ、コンテナ貸倉庫の下に潜り込んでいるムコドノを再び発見。棒で追い出して網で捕らえた。
「捕獲!」。職員らの連呼に、集まった住民からは拍手が起きた。再び麻酔をかけられてぐったりしたムコドノは檻(おり)に入れられ、動物園の病院に運ばれた。けがはない模様という。
橋川央(ひさし)園長は「雌は群れで暮らすが、雄は単独で行動する。ましてムコドノは元々野生。捕獲するのに2、3週間かかるのではないかと考えていた。7日目に捕獲できてほっとしている」と話した。 >>
さて、この「ムコドノ」そもそもどうやって脱走したのか?
話を15日に戻そう。
ムコドノは、ニホンザル舎に入った10人の獣医師らに驚き、
舎内にあった高さ10メートルの鉄塔を駆け上がった。
そして8.5メートルの地点から4.8メートル離れた壁にジャンプ。
高さ6メートルの壁に前脚をかけ、脱走完了。
一瞬の出来事だが、他のニホンザル目線で見てみると
ムコドノの脱走劇は"ヒーロー"のごとく見えていたかもしれない。
動物園側は足場となって逃走の発端となったこの鉄塔の撤去を決定し、
22日午前、鉄塔を一時的に撤去する工事が始まった。
本来、木の上で暮らすことが多いニホンザルにとっては
この鉄塔はお気に入りの遊び場だったのだろう。
今頃、舎に戻されたムコドノは他のニホンザルから
『お前のせいで鉄塔なくなった!』と不満をぶつけられているかもしれない(笑)
そんな"ヒーロー"や仲間たちのためにも
鉄塔を撤去したのち、代わりとなる木くらいは用意してあげると喜ぶかもしれない。
今月15日に名古屋市千種区の東山動物園から逃げ出した雄のニホンザル「ムコドノ」
6日後の21日夕、約8キロ離れた同市南区赤坪町の住宅街で朝から目撃情報があり、
捜索していた職員らにより網で捕獲された。
以下、捕獲劇の記事より抜粋
<< 午後4時ごろ、住宅の屋根やベランダを移動するムコドノを、職員ら約30人が包囲。獣医師の麻酔銃が命中したが、効き目がない様子で、電線をつたって包囲網を突破した。「逃走劇」が続いた後の午後5時ごろ、コンテナ貸倉庫の下に潜り込んでいるムコドノを再び発見。棒で追い出して網で捕らえた。
「捕獲!」。職員らの連呼に、集まった住民からは拍手が起きた。再び麻酔をかけられてぐったりしたムコドノは檻(おり)に入れられ、動物園の病院に運ばれた。けがはない模様という。
橋川央(ひさし)園長は「雌は群れで暮らすが、雄は単独で行動する。ましてムコドノは元々野生。捕獲するのに2、3週間かかるのではないかと考えていた。7日目に捕獲できてほっとしている」と話した。 >>
さて、この「ムコドノ」そもそもどうやって脱走したのか?
話を15日に戻そう。
ムコドノは、ニホンザル舎に入った10人の獣医師らに驚き、
舎内にあった高さ10メートルの鉄塔を駆け上がった。
そして8.5メートルの地点から4.8メートル離れた壁にジャンプ。
高さ6メートルの壁に前脚をかけ、脱走完了。
一瞬の出来事だが、他のニホンザル目線で見てみると
ムコドノの脱走劇は"ヒーロー"のごとく見えていたかもしれない。
動物園側は足場となって逃走の発端となったこの鉄塔の撤去を決定し、
22日午前、鉄塔を一時的に撤去する工事が始まった。
本来、木の上で暮らすことが多いニホンザルにとっては
この鉄塔はお気に入りの遊び場だったのだろう。
今頃、舎に戻されたムコドノは他のニホンザルから
『お前のせいで鉄塔なくなった!』と不満をぶつけられているかもしれない(笑)
そんな"ヒーロー"や仲間たちのためにも
鉄塔を撤去したのち、代わりとなる木くらいは用意してあげると喜ぶかもしれない。
2012-10-23 11:49
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