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登山家 栗城史多さん 4度目のエベレスト挑戦の代償は指数本を切断 [ニュース]

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「日本人初となる世界七大陸最高峰の単独無酸素登頂に挑戦している」ことで知られる登山家の栗城史多さんは、過去3度のエベレスト登頂への挑戦に失敗し、今回4度目の挑戦だった。

しかしながら、今月18日に登山中、深刻な凍傷を負い、無念のうちに下山した。
下山後、両手指および両足指と鼻の凍傷が深刻な状態にあった栗城さんは即刻、入院。

そして30日には自信のブログを更新し“指の切断”という過酷な現実を伝えた。


ブログによると、連日38度の高熱が続いている状態で、凍傷も重度で手足は動かせない状態だという。
指の凍傷はさらに重度であるらしく、「左手親指と両手の指数本は、第一関節から切断することになりそうです」と、栗城さんは報告している。

 指を失う可能性があることについて栗城さんは、「指を失うということはやはり悲しいこと」と、悲痛な思いをつづりつつも
「今後またエベレストやヒマラヤに行きたい気持ちにどこまで応えられるか正念場です」
、「ホーンバイン・クロワールに向かって行ったことを後悔しているかというと、少しも後悔していません」と、前向きに再びエベレストに挑む気持ちには感服させられる。

「僕は、必ず復活します」――。栗城さんはそう宣言してブログを結んでいる。

公開されている写真は痛々しく、表情は穏やかに取りつくろってはいるが
まだ30歳という若さで指を切断することになった登山家の悲痛な思いは計り知れない。

それでもまだ、挑むというのであれば、今後も応援したいし、思いを遂げられるよう祈りたい。


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